2012年5月19日土曜日

虚構新聞わやわやで、一番の悪人はドヤ顔で市長叩いた奴ら


ここ数日、虚構新聞周辺が盛り上がっているので、思ったことを書いてみる。

□経緯
ことの発端は虚構新聞にて掲載された下記の記事

※そもそも虚構新聞とは
嘘しか書かないニュースサイトを模した個人ページ
記事のタイトルに驚き、記事自体を読むと後ろに行くにつれて文体が崩れて、嘘が分かりやすくなる作りになっている。

この記事がtwitter上で事実と受け取った人がマジレス。
後から嘘だとわかり、怒りだしたとさ。

そのへんのtogetter

その後、叩く人、擁護する人の激しい戦いが始まった。

・反対派
『虚構新聞だからと言って、嘘を誤解させるような形で言うべきではない!』
『これはユーモラスでもない。ただの嘘だ。やるならおもしろいものを。』
『嘘だともっとわかりやすく表記すべきだ!』
『ニュースサイトを模しているのだから悪質だ。だます気があるだろう。』

・擁護派
『釣られた人が必死過ぎ。』
『最近ネット民の監視、ひどすぎないか?』
『ネットで事実だけを言う義務はない。普通にニュースサイトだって本当のように嘘を言っているじゃないか。そちらの方がたちが悪い。(東スポとか)』


□私が思ったこと
1.被害を受けた人が訴えれば良いやん。
2.タイトルだけで橋本さんを叩いた人は最低。


1点目:被害を受けた人が訴えれば良いやん。
嘘付いたとか悪意が〜とか表記のべき論って考え方次第だから、押し付け合って自分の思い通りに通したいというのは無理がある。
個々人の押し付け合いで議論(らしきもの)が盛り上がっている景色が10代女子の恋愛論くらい議論になってない2車線論争に見えた。

この件の場合、橋本さんが、
まるで自分が変な政策を立てたように錯覚する記事を書かれた!
と訴えるとしたら、それは最もだと思う。

その他のつぶれるべきとか嘘をわかりやすくとかは、なぜ?という範疇をでない。


2点目:タイトルだけで橋本さんを叩いた人は最低。
虚構新聞より、この点が気になった。
この記事はURLの記事を見れば嘘だと分かる作りになっている。
タイトルしか見なくて本気にした人が一定数いたようで、それが橋本さんにとってのネガキャンになったと訴えられたらまぁ通る。

しかし、タイトルしか見ていない人が橋本さんを叩くのは違うでしょ。
橋本と付いたら脊髄反射で叩く、自分で内容を予想した叩く。
そうじゃなくて、記事を見て、内容を確認してから叩けよ。

この件の場合、仮に本当にtwitter義務化があったとして、自由に使っていいけど必ず使う義務が生じるのか、
ホームルーム的な授業の1部にソーシャルネットを学ぶ活動の場を設けて、使い方や危険性を学ぶのかわからないでしょ。


これは個人的な思いだけど、
タイトルからは嘘か判別が付かないと言っている人には、どれだけ思考停止してるの?
完全にタイトルだけで嘘だって分かるよ。
『橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化』
twitterを義務化ってあり得ないから。
ひとつの民間ウェブサービスを小中学生全員に義務化するなんてあり得ないでしょ。


どれだけ頭が悪くてもこれが理解できない人はほとんどいないと思っている。
そういう人はtwitterで流れてくる情報を真実として受け入れてしまう習慣が出来てしまっているのだと思うから、気をつけた方がいい。

虚構新聞に限らず、タイトルはキャッチーなモノを出してくるから。
気になったら記事をしっかり開いて内容を読むこと。


『人は見た目が9割』を読んでいないのに、人は見た目が9割って言うもんね。と使ってしまっている人は要注意。
あの本は生まれつきの顔立ちで人の印象が9割決まると主張している訳ではないから。
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タイトルが気になったなら読んで。


photo credit: fPat via photo pin cc

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